よくあるご質問

契約する時の注意点は?

打合せが終了してリフォーム工事の内容、金額が最終的に確定したら、その内容を請負契約書に記載して双方が確認します。

請負契約書を交わさずに、口約束だけで仕事を依頼することは、トラブルの原因となることが多いので避けなければなりません。

新築の場合と違い、リフォームの請負契約書は業者によってばらばらですので、その内容をよく読んで契約するようにして下さい。

実際に工事が始まり、壁や床などを開けてみると、内部の部材の傷みが見つかるなど当初予定していなかった状態が明らかになることがあります。予定していた工事の前提として追加工事が必要となる場合は、必ず取り決めの内容を明確にしておく必要があります。
変更内容を書面にすることでトラブルの発生を未然に防ぐことができます。

見積書で最低限チェックしておくべきことは何?

項目ごとに費用の明細が書かれているか、設備機器で定価のある商品はメーカー、品番、規格、仕様、施工方法などが具体的に書かれているか細かくチェックして下さい。

一流メーカーの商品であれば、必ずカタログがありますので、商品定価もわかります。

「○○工事一式○○円」と書いた見積書を提出するような業者は、トラブルの原因となりますので避けたほうが無難です。

工事費以外に必要な費用は?

リフォームに要する費用は工事費用だけではありません。規模の大きな増改築などは、住みながらの工事より引っ越した方がトータルの費用と日数を抑えることができる場合もあります。

その場合、引越し費用、工事期間中の家賃や敷金・保証金、駐車場代、荷物を預けておく時の貸倉庫レンタル料などの費用が必要になります。また、増築面積によって建築確認申請の手数料、不動産取得税や登記費用などが必要になるときもあります。

ひとくちにリフォームといっても工事代金だけでなく、ほかにもいろいろな費用が発生します。工事の規模、内容から見込まれる費用を計算して、ある程度余裕をもった資金計画をたてることをおすすめします。

結露を防ぐには?

結露が起きる原因は、外気と室内の温度差ですが、起きる場所によって表面結露と内部結露に分かれます。表面結露は暖房時に窓ガラスに水滴が付く状態ですが、室内に水蒸気をためないようこまめに換気をすることで抑えることができます。

一方、壁内に発生するのが内部結露です。

壁の断熱材によって室内と壁内に大きな温度差が生じて内部に結露が発生します。内部結露は目に見えない所で発生するので、知らないうちに内部の躯体に腐朽が進んで深刻な状態になるときがあります。

内部結露を防ぐ方法として、木造軸組材の外側に断熱材を設置する外断熱工法があります。

「住みながら」と「引っ越し」どちらが安いの?

リフォーム工事をする場合に、住んだままが得なのか。それとも引っ越した方が得なのかは、工事の規模や期間、引っ越しに必要な費用などによって違ってきます。

大掛かりな工事で数ヶ月かかるような場合は、引っ越しの方が経済的にも精神的にも負担が軽くてすみます。住みながらの場合は工期が倍近くになるため経費と人件費がかさみます。

さらに養生や仮設の費用も発生し、結果的に引っ越しより高くなってしまいます。

リフォームしにくい家とは?

柱や梁で建物の骨組みを造る木造軸組工法は、壁を抜くことが容易で他の工法に比べると一番リフォームしやすい工法といえます。大規模な増改築も可能です。

これに対して、ツーバイフォー工法(2インチ×4インチ角の木材の芯枠に両側から合板を打ち付けたパネルを組み立てた壁面に屋根と床をつける)は、すべての壁が一体となってはじめて強度を確保することができます。

したがって、壁に穴を開けて窓をつくりたいと思っても簡単にはできません。間取りの変更も難しく、無理をすると全体の構造が弱体化します。

壁構造の建物は、リフォームしにくいといえます。

リフォームのタイミングは?

リフォームを考えるきっかけとなるのは、次のような場合です。

  • 年数の経過による建物本体や設備の老朽化
  • 住まい全体や部屋別の不満の解消
  • 家族の年齢、構成の変化
  • 安心、安全・健康に過ごすための住まいの改善

大きく分けると、建物や設備など住まいそのものの老朽化に伴うもの。もうひとつは、そこに住む家族の年齢や構成など生活環境が変化したときです。

見積り後に追加料金はかかりませんか?

リフォーム着手の後、お客さまとご同意、ご相談の上での追加・変更がない限り、原則として追加料金は発生しません。

お客さまから内容変更をご依頼された場合のみ、お見積りを再度ご提示し、ご契約をいただいた上でリフォームをさせて頂きます。