リフォームしにくい家とは?
柱や梁で建物の骨組みを造る木造軸組工法は、壁を抜くことが容易で他の工法に比べると一番リフォームしやすい工法といえます。大規模な増改築も可能です。
これに対して、ツーバイフォー工法(2インチ×4インチ角の木材の芯枠に両側から合板を打ち付けたパネルを組み立てた壁面に屋根と床をつける)は、すべての壁が一体となってはじめて強度を確保することができます。
したがって、壁に穴を開けて窓をつくりたいと思っても簡単にはできません。間取りの変更も難しく、無理をすると全体の構造が弱体化します。
壁構造の建物は、リフォームしにくいといえます。